名古屋栄・中部電力ミライタワーを歩く
るいとー
るいとら日和
令和7年春。
名古屋の大須を訪れた。
まずは、赤い本堂が印象的な大須観音へ参拝に向かうことにした。
視線が自然と中央へ向かうように、赤い本堂が凛と建っていた。
春の陽ざしを浴びて鮮やかに映え、その存在感がひときわ目を引く。
階段の下から見上げると、空に向かって伸びているようにも見える。
参拝客がゆっくりと上がっていくのを眺めながら、自分も一歩ずつ階段を登っていく。
本堂の前に立ち、静かに手を合わせた。
風に揺れる大須観音の旗。
そこには「南無観世音菩薩」と書かれていた。
長い歴史と人々の願いが伝わってくるようで、しばらく旗を見つめる。その後、ゆっくりと足を進め、賑やかな大須の街へと向かった。