朝のチャイナタウンとコナンウォールアート
るいとー
るいとら日和
人生初の海外一人旅。今回訪れたのはシンガポール。
チャンギ国際空港に無事到着後、最初に向かったのは空港直結の複合施設「ジュエル」にある巨大な滝。
第3ターミナルに着いたあと、スカイトレインに乗って第1ターミナルへ向かう。
少し迷ったが、第1ターミナルからは一度外へ出る必要があった。
外に出た瞬間シンガポールの熱気が一気に体を包み込む。
日本の湿気とは違う肌が焼けるような暑さで、自然と汗がにじんでくる。
ジュエル施設内に入ると、正面に目的の滝「レイン・ボルテックス」が見えてきた。
スカイトレインの線路が少しかぶって見えるけれど、それすら気にならないほどの壮大さ。
思わずその場で立ち尽くし、「ああ、シンガポールに来たんだ」と強く実感する。
湧き上がる期待を胸に意気揚々と近場へと移動し、水しぶきが感じられる距離までやってきた。
天井から差し込む光と豊かな緑、そして高くから流れ落ちる水の音。ここが空港の中であることを一瞬忘れそうになる。
この滝は屋内に造られた人工の滝としては世界最大級で、その高さは約40メートルもあるという。
実際に目にしてみても、どうやって作られているのか不思議なほど自然で、それでいて圧倒的な存在感を放っていた。
水しぶきと光が反射して、滝全体がきらきらと輝いて見える。
もうずっとここに居たいと思うほど自然と心が軽くなった。
シンガポール旅行、最初の感動はジュエルの滝だった。
この旅でどんな風景に出会い、どんな発見があるのか。そんな期待が心の中でふくらんでいくのを感じた。